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Pythonと仮想通貨

【Python対応】crontabを設定するために最低限覚えたいvim

作ったプログラムはcrontabで定期実行していますが、設定する上で必ず引っかかるのがvimです。

今回はvimの文法を一から覚えるのは酷なので最低限必要なコマンドを紹介します。

1,crontabを開く

コマンドプロンプトを開きます。プリインストールのもので構いません。(私はiTermを使いました)

crontab -e

で編集します。

2, 編集する

先程のコマンドを実行したら編集するためにInsert(書き込み)モードに入ります。キーボードで「i」を打ちます。

f:id:lisbeths:20180110133324p:plain

入りました。これで編集可能になりました。

さっそく設定していきます

crontabの設定の構図としては

分 時間 日 月 曜日 Pythonのpath ディレクトリー/test.py

になっています。

毎日午前7時にtest.pyを実行する設定をしていきます。

まずは日時を設定していきます。

0 7 * * * 

これで完了です。 毎日7時なので、日、月、曜日は指定する必要は無いところは「*」と記述します。

次にPythonのpathを通すために別のウィンドウで以下のコードを入力・実行して下さい。

witch Python3

3の部分は個々のバージョンに合わせてください

/usr/local/bin/Python3

と出たので先程のcrontabの設定に戻り日時の隣におきます。

0 7 * * *  /usr/local/bin/Python3 

次に動かしたいプログラムがあるディレクトリーを階層ごとに記述します。

0 7 * * *  /usr/local/bin/Python3 desktop/py/test.py

私は"デスクトップ"の"py"というフォルダにある"test.py"というプログラムを指定しました。

3, 保存する

設定が終わったら、保存をします。そのままウィンドウを消してはいけません。

キーボード左端の「Esc」キーを押してInsertモードを終了します。

次に「:」を押し「wq」を押すと保存されます。

f:id:lisbeths:20180110141838p:plain

おまけ

crontab -l

で保存した設定が見られます。

f:id:lisbeths:20180110142051p:plain


今回はMacBookでの設定を紹介しましたが、パソコンを一日中動かしたくは無いという方はRaspberry Piを使用するのも手です。(当ブログで紹介してるcrontabを伴うプログラムは全てラズパイで動かしています)